クラブ概要

 テクニックだけでは、世界で勝てない

日本の育成世代では、技術(テクニック)のある選手が、サッカーが上手いと評価される傾向があります。もちろん、テクニックは非常に大事な要素ですが、ヨーロッパでは『判断力』も重要視すべきポイントの一つだと認識しています。
なぜなら、サッカーというスポーツは、刻々と状況が変化するスポーツであり、その状況に応じて判断を下すのは、指導者でも監督でもなく、選手自身だからです。
当スクールでは、『判断を伴ったテクニックの習得』を育成の重要テーマとしてトレーニングをおこなっています。

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例えば、ある置かれた状況でフリーズし、1分間解決策を考えた場合、周りがどのような状況になっているか、解決策として何が最善かということは、誰でも考えることが出来ると思います。しかしサッカーの試合の流れの中では、「認知→判断→実行」というプロセスがコンマ何秒という速さで行われ、考える速さを求められる上、素早く行動しなければ、選手が試合で適切なプレーを選択できるはずがないのです。
当スクールのねらいは、ヨーロッパの育成メソッドと哲学を通じて、日々のトレーニングで選手自身に判断させ、試合でベストな判断と選択ができる選手を育てることにあります。

        1. 状況の観察
        2. さまざまな解決策を探す
        3. 見つけた解決策の難しさ、実現性
        4. 最善だと思われるものを選ぶ
        5. 選んだ解決策を素早く実行に移す

このような考えに基づいて練習を行っていくと、以下のような選手を育てることが出来ると思っています。

        • より効果的なプレーが出来る(意図をもったプレー)
        • 集中力レベルの向上(状況を的確に把握する)
        • モチベーションが高まる(自分で判断する楽しみを知るため)
        • より創造的になる(指導者に言われたことだけを行うのではなく、選手自身が最善策を考え、状況に応じて変化を付けられるようになる)
        • 自主的でインテリジェンスあふれる選手になる(置かれた状況に応じて自分自身で打開)

 

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