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ワールドサッカークリニック
6/4,7/9,8/6と3回にわたり、2対2のトレーニングを中心に取り組んでいただきました。
午前中は、技術トレーニング(ドリブル、パス)をした後、2対2で守備の強度をコントロールして、攻撃の形作り。特にワンツーでの崩しをトレーニングした。
昼には映像を使って選手達にわかりやすく攻撃の例を挙げ、2対2の状況からどのような崩しの形でゴールにつながっていくのか解説していただき理解を深めたうえで午後のトレーニングに取り組む。サポートの選手の動きで2対1の状況を作り出せること、ワンツー、クロスオーバー、オーバーラップ、チャネルランなど攻撃のバリエーションを増やすきっかけになったのではないか。
午後は、ワンツーなど攻撃の崩しの形をおり混ぜたパストレーニング、ボールポゼッションやゲーム形式のセパレートゲーム、ゲームと実践的なトレーニングとなる。ここではやはり、細かいポジショニングやサポートの選手の動きについて指示を出されていた。動き出すタイミング、パスの質、判断の優先順位、判断スピードなど一つずつ整理されていく選手達の姿が見受けられた。特にトップチームのセパレートゲームでは、トレーニング終盤になるとテンポよく前の選手にボールが渡り、前でのサポートの関わりも増えたためテンポよくゴールへと結びつくシーンが増えていた。これにはゼムノビッチも驚いた様子でした。「どんどんボールが動いて、ディフェンスがボールを奪えないね。すごいよ!」と伝えていただきました。
先日の舞洲フェスタでトップチームは高校生と戦う機会がありましたが、フィジカル的に劣る相手に対しても攻撃は良い形を何度も作り出していたように思う。特にワンツーの形が基本となり、そこから様々な攻撃の形が生まれている。ゼムノビッチによる指導から攻撃がスムーズにいくことが増えたことは間違いない。
さらに理解を深めて高円宮杯に向けてチームを作り上げていこう!